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ビットコイン70万円回復!そろそろ底打ちが見えてきた!?

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ビットコインの価格が低迷していますが、先日の値上がりは久しぶりのオールタイムハイ。ビットコインをはじめとした主要銘柄がお大きく上昇に転じました。

そのきっかけとなったのは、仮想通貨の取引所BitMEXCEOによるビットコイン年末5万ドル予想が考えられます。

そのなかでは、米国証券取引委員会(SEC)による上場投資信託(ETF)承認の監査基準が緩和されるなど、今年中にビットコインETFが承認される可能性を示唆しています。

規制緩和とETF

昨今のビットコイン価格がさえないのは政府による規制が大きな原因なので、逆に価格上昇のサインは、米国監査機関の規制緩和が合図になる筋書きとなるかもしれません。

 

と言っても、ビットコイン価格はピーク時から1/3まで下落、アルトコインは1/5、1/10まで下落するなど、下がりすぎの照準まで来ていると感じます。

この地合いを受けて、FXでは、信用買のポジションが増えているなど、ショートが減っているので、上昇へは、圧力がかかていますが、それをこえる現物買いにも期待したいところです。

底はもうすぐ!?

しかし、今回の上昇で、トレンド転換をしたとは確定できず、さらなる下落も予想されます。レンジとしては、30万円台も視野に警戒しないといけないでしょう。

ただし、ビットコインは、何度も暴落と暴騰を繰り返しながら、長期的な上昇トレンドの中にいます。ボラティリティは高いが、市場参加者が多くなるにつれて元に回復するスピードも早まってきています。

これまでのケースに当てはめるのであれば、いずれビットコイン価格は回復してさらなる高値更新をしていくでしょう。

昨年末のバブル相場では、急な上昇への反落が起きましたが、そろそろ吸収してトレンド転換の時期を伺っているようにも感じます。

 

いつまでも下落相場がつづくことは考えにくいですが、それがいつ来るのかが分かりません。底でひろうことが最高のパフォーマンスを獲得しますが、さらなる下落も考えられるため、様子見をしながら、回数を分けて一定数を購入していく方法もリスク分散として優れています。

また、上昇トレンドを確認してから、余裕を持ってポジションを持っても良いかもしれません。

今は、相場の熱が完全に冷え切っていて出来高も落ち込んでいますが、きっかけさえあれば、また相場に熱気が戻ってくると思っています。資金は用意しながらも、購入のタイミングを見ている大口の投資家も待ち望んでいることでしょう。

コインベース仮想通貨取引所の銀行免許取得への動き

また、このSECによるETF承認のニュースだけでなく、コインベイスやサークル社による銀行免許取得の動きも見逃せません

彼らは、参加の仮想通貨取引所に証券としての仮想通貨を導入しようと目論んでいます。

規制の影響で、ビットコインやイーサリアム、アルトコインの取り締まりをどうするのかが、答えが出ていませんが、一つの解決策として、ビットコイン、イーサリアムはコモディティとして、アルトコインは証券としての承認を受けなければならないという形で落ち着きそうです。証券として認定されてしまうと、上場へのプロセスが非常にコストのかかるものになりますが、今の状況では、早急に証券としての要件を満たし、コストを払ってでも、投資対象として堂々と承認を受けることのできるように金融商品としての性格を整えるべきです。

そうすれば、投資家から多くの資金を集めることができるでしょう。

ETF、証券という許認可の必要性が満たされるならば、仮想通貨は次のステージに上がっていけます。

ですが、これは、時間の問題で、いつかは承認される問題です。

永遠に議論されることは考えられないので、落とし所が今年中に決まり、米国主導で、仮想通貨を取り締まるルールが出来上がるでしょう。

そうなれば、今までのように自由にICOを行うことはできませんが、詐欺やいい加減なプロジェクトへの投資で損失をだしてしまう個人投資家を保護することができます。投資されるべき資金は効率的に起業家の元へ循環して、仮想通貨投資の好循環が巻き起こるかもしれません。

これは、予想を超える大きな次のブームを起こすきっかけとなり、仮想通貨市場の基盤を底上げして強固なものへと導いてくれることでしょう。おそらく米国の規制の緩和と、ヨーロッパで起こっている次の仮想通貨への関心を示す国の出現により、仮想通貨の次のムーブメントが作られていくと考えています。