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【イーサリアム系ERC20比較】異常に強い取引所トークンBNB、HuobiTokenの快進撃!

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ビットコイン、イーサリアムから、さらに高いボラを求めて、主要の通貨から中規模通貨に狙いを定めるトレード手法の結果はどうなっているのか?一ヶ月を軸に見てみました。

価格の比較ランキングはこちらのサイトから確認いただけます。

https://ethplorer.io/top

 

ご覧の通り、イーサリアムですら、12%の下落です。

メインネット移行でトラブルもあった話題のEOS15%の下落

全体的に4割ほど下げている銘柄が目立ちました。数字で見るとかなり悲惨な状態ですね(泣)

メイン通貨から、中盤アルトを仕込んだタイミングが悪かった方は、踏んだり蹴ったりの相場だったのではないでしょうか。

少し前に話題になり始めた、Zilliqaなどのトークンは流行に乗れた方は良いのですが、資金が抜けるのも早いという側面には気をつけないといけないですね。

 

そして、何よりトレンドの取引所トークンの上昇が目立ちます。

バイナンスのBNBは、この地合いでも、一ヶ月で28%の上昇、HuobiHuobiToken30%の上昇を見せています。イーサリアムと比較すれば40%以上の価格幅となっていて、取引所トークンの猛進は続いています。

ちょっとこの取引所トークンの上昇がどこまで続くかは分かりませんが、今いちばん注目の旬な銘柄だと言うことは間違いありません。

この波に乗り込むのか、もう潮時と次のトレンドを追いかけるのか決断が迫られる時です。

 

ただ、これといって、次のトレンドが一体何なのか?ぜんぜん分からない中で、銘柄を乗り換えるのは難しそうです。

ですが、取引所トークンが人気になる理由は、確かにありました。それは、バイナンスや、Huobiの施策がどれも優秀で、ユーザーのツボを抑えたものだからです。

例えば、取引所トークンの分かりやすいメリットとして、保有することで、売り買い手数料が割引されたり、取り扱いの上場銘柄をユーザーの投票によって決定する施策などがあります。これは、分かりやすくトークンを保有するメリットが直ぐに受けることができます。そして、ユーザーによる上場銘柄投票の方法も、人気の銘柄を調査する目的だけでなく、ユーザー巻き込み型の企画となっていて、上場後も注目され出来高が加速されていきます。

まさに、一石二鳥の素晴らしいアイデアだなと感じます。

そして、バイナンスをはじめとした海外の取引所は、各国の厳しい規制を受けながらも、その斜め上を行く、フレキシブルで柔軟な対応でするりと規制をかわすなど、若いCEOの豪腕に期待を持つことができます。

また、分散型取引所にも言及していて、将来的には、取引書トークンを持つことで、配当を受け取ることが可能になってきます。取引書の手数料収入が、トークン保有者で分けあえるという方法です。

今は、禁止されていますが、アフィリエイトの施策も、勧誘したユーザーの取引実績に反映してかなりユーザーへ還元する配分となっていたためこぞって、ブロガーが宣伝をしていました。(そのとき貰えたのは、マイナー通貨が報酬だったようですが)

 

海外の取引所と言っても、ポロやビットレックスなどの老舗企業は、買収や提携で王道の戦略を進めていますが、バイナンスのような、思い切った気持ちの良いくらいの施策は打ち出せていません。規制を回避する方向に舵を切っているので、意思決定のスピードが違います。

結論

しかし、この取引所のトークン設計は、法的にはどうなるのかといったことがイマイチ見えてきません。間違いなく規制の対象となるのは明らかですが、現時点では的確に取りしまる術がないといったところです。

その内にどんどんと攻めていくバイナンスなどの海外勢が力をつけてくるはずです。

 

王道を行く仮想通貨取引所と、イノベーションの恩恵を最大限受けて規制を回避しながら攻めて行く仮想通貨取引所。どちらが生き残っているのかは、数年後が楽しみです。

法規制は、簡単ではありません。案外、いまでもタックスヘイブンという地区が残るように、仮想通貨も2極化していく流れなのかもしれません。