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集中型から分散型へ ブロックチェーンの最大の強みとは!?

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企業の分散型

企業は事業を拡大させるために、営業をして新規顧客を開拓して行きます。これは、収益を拡大させるとともに、収入源を分散化するメリットがあります。

取引先が1社しかなければ、その会社と取引がなくなると倒産してしまうからです。

 

なお、1つの取引先で、売り上げの30%を超えてくると健全な経営体質ではなく、危険水域だと言われています。

永続的に、事業経営を続けていくために、企業は取引先を増やし、収入源を複数確保する必要があるのです。

個人の分散型

また最近では、個人も副業などで収入源を複数確保して収入を安定していく時代に突入しています。

それは、今後一つの企業に勤め続けるという終身雇用という考えは通用しなくなってきているからです。

副業解禁の裏には、自分のことは自分でやってくれという企業の都合というものも見えてきます。

今の時代は、個人もまた、収入を複数持つことで、一つの収入が途絶えても、問題がない安定した状況を自ら作っていくスキルが求められていると感じています。

集中型から分散型へ

そのように、企業も一つの事業、取引先に依存している状況、個人も一つの企業に依存している集中型の収入基盤は、特化することで、強みを伸ばし、効率化していくことがメリットがありましたが、変化に弱いというデメリットもあります。

しかし、現在では激しい市況の変化や、雇用情勢の変化という面からは、スムーズに対応していくことが難しいでしょう。

だからこそ、分散型の新しい仕組みがより求められて行くようになるのだと感じています。

システムの分散型

そして、次の時代が向かっている先の変化は、ビットコインに代表される仮想通貨のオープンソースでより分散化されたシステムです。

もし、ビットコインが駄目になったとしても、他のブロックチェーンプロジェクトが新しいシステム基板になる可能性があります。

これは、ビットコインの設計だけでなく、周りのエコシステムもまた分散的に機能していることで、決して潰されることがない、失敗しても複数のプロジェクトが代わりとなる、永続的にシステムが機能する設計が働いているからです。

 

もし、将来ビットコインが失敗したとしても、ほかの通貨が生き残り、ブロックチェーンテクノロジーが社会に浸透して行くことでしょう。

現在は、そのための壮大な実験段階であると言えます。

これは、インターネットが生んだオープンソースという文化が大きな影響を与えています。

管理主体がいなくとも、自律的に機能する仕組みが、会社組織のような中央集権的な集中型から、プロジェクト単位で分散的に動く仕組みに変化してきているように感じます。

ブロックチェーン後の社会

このように、時代は、生き残りの知恵として、分散型社会へと自然と変化して行くのではないかと思います。

その中心にあるのが、ブロックチェーンテクノロジーの登場です。

分散型は、組織や、社会のあり方ですら変えてしまう可能性があります。ブロックチェーンが新しい仕組みとして機能し始める社会がもう直ぐ目の前にきているのです。