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投資で失敗しないための7つのリスク管理

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運用利回りを知る

投資で資産を増やすつもりが逆に借金を背負ってしまったという笑えない失敗はどうして起こるのでしょうか?

計画を持たないまま運用を開始すると、どうしても高いリターンを狙ってリスクの高い商品に手を出してしまいます。その結果、必要以上の資金を投入してしまい回収が不可という状態に陥ってしまうこともあります。

そのような失敗をしないためにもリスクとリターンの関係を理解して計画を立てることが資産形成の近道となります。

そこで大切なのが「運用利回り」という指標です。これについては下記の計算式で求めることが出来ます。

運用利回=元本×年率×年数

ここで元本となるのは、会社からの給料や事業所得などで蓄えた最初の貯蓄資産となります。

それに年間の運用実績と年数を掛けたものがトータルの運用利回りとなります。

そして、長期で運用する場合、ここに複利効果というものが発生します。

投資によって得た収益を元本に上乗せすることで更に運用パフォーマンスを上げて行く手法です。実は、この複利こそが長期運用の強みであり、金融の真髄と呼べるものです。

また、この複利効果の絶大さは「72の法則」と呼ばれる、資産を2倍にする為にかかる年数を求めるための公式を使って知ることが出来ます。(借金の場合は逆の利息計算)

72の法則とは

72÷金利(%)=投資期間(年数)

例:元本100万円を200万円に運用する年数

  5%で運用→72÷5≒14 約14年

10%で運用→72÷10≒7 約7年

 余剰資金で投資する

リターンをすぐに求めてしまうあまり借金をしたり、資金の何倍もの金額で取引をするレバレッジ取引はお勧めしません。

短期トレードで成果を上げることは非常に難易度が高く、プロのトレーダーであっても決して相場をコントロールすることは出来ないからです。

まして一般の個人投資家が勝てる土俵ではなく、大口の機関投資家や仕手筋、コンピューターによるアルゴリズム取引に翻弄されてしまう可能性の方が高いと言えます。

長期投資で考える

そこで、個人投資家にとって最も有用な手法は長期運用で成果を上げる方法です。

これは専門的な知識やスキルが必要ないこと、10年や20年以上といった長期的視点での運用を考えることで、短期で成果を上げなければならないプロの投資家に翻弄されることがありません。

毎日相場を見ないで済む金融商品を買う

そして、安心して保有することの出来る銘柄や、リスクがあってもリターンを狙いたいと思う商品には余剰資金の更に余剰で投資するといった分散投資を心がけることで、リスクとリターンを自らマネジメントすることが出来ます。

これには、相場は誰にもコントロールできないという原則を理解することで、日々の値動きに、あなたの大切な人生の時間を奪われないという何事にも代えがたい大きなメリットがあるからです。

相場の動きに翻弄されて仕事が手につかないとなっては本末転倒です。日々の仕事でこそ得られる喜びもありますし、安定的に投資元本を稼ぐための大切な収入源であることを忘れてはいけません。

手数料コストは低く抑える

かの有名な投資家ウォーレンバフェットが投資から得られた教訓として、「運用成績は変化する。だが、運用報酬は揺るがない」と記しています。

つまり、投資にかかるコストはできる限り低く抑えることが賢明で、長期的に見れば投資額を増やすことができるメリットがあるということです。

その為には、手数料の低い取引所を利用することはもちろんのこと。(アルトコインの取引は海外の取引所を使うなど。)スプレットの広い商品には手を出さないこと。信用取引手数料など追加のコストがかかる取引は控えること。むやみにトレードの回数を増やさないことです。

暴落は必ず起こる

投資を長年やっていると相場の急落は必ず起こります。

その場合、借入金で投資しているとポジションの解消を迫られたり、不安になって冷静な判断が出来ないので狼狽売りをしてしまうことがあります。

しかし、余剰資金で投資をしていれば、平常心でいられるので、市場のパニックは逆に優良な銘柄を買い増す絶好の機会になります。

そして、そのための資金は本業からコツコツと積み立てておきます。

まとめ

  1. 投資は余剰資金
  2. 長期分散投資でリスクをコントロール
  3. 安定した銘柄を選ぶ
  4. 取引手数料は低く抑える
  5. 暴落は買い増しのチャンス
  6. 収入源は複数
  7. 心の安定と継続が大切